フェルメール展見学(上野の森美術館)

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 曇りの寒い朝でした。白菜とレタスは巻き始めましたが寒さの為、成長は遅くなっていますが、鍋やサラダで食べています。

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『牛乳を注ぐ女』は、欧米では牛の乳搾り作業に従事する女性を意味する「ミルクメイドHet melkmeisjeThe Milkmaid)」と呼ばれているが、実際に描かれている女性は低級の家事使用人であり、台所担当の召使い(キッチンメイド)あるいは家政の女中(メイド)である[3]。この作品には、簡素な部屋の中でメイドが、牛乳をテーブル上のずんぐりとした陶製の容器に丁寧に注ぎ入れている情景が描かれている。さらにテーブルの上にはさまざまなパンが描かれている。メイドは若くがっしりとした身体つきの女性として表現され、ぱりっとしたリンネルキャップ、青いエプロン、しっかりした肘まで捲りあげた分厚い作業着を着用している。背景の壁の床との接地面にはデルフト陶器のタイルが嵌めこまれている。左のタイルにはキューピッドの、右のタイルには長い棒を持った人物の装飾画があり、さらにタイルの前面の床には四角い足温器が置かれている。画面左側に描かれた窓からは日光が射し込んでいる[4]

『牛乳を注ぐ女』には、詳細表現のためにではなく、女性とテーブルの重量感を表現するために錯視技法が使用されている。「明るい光が射し込んでいるが、パンの粗い表面や、女性の太く平らな胴まわり、丸い肩の質感表現には何の影響も与えていない」と、美術評論家カレン・ローゼンバーグは『ニューヨーク・タイムズ』の記事に書いている。ローゼンバーグはさらに、女性の顔半分には陰が落ちており「下向きの視線とすぼめた唇が、悲哀を意味しているのか、集中を意味しているのかは、誰にも判断できない」ともしている[4]

ニューヨーク近代美術館西洋絵画部門のキュレーターで、2度のフェルメール展を担当したワルター・リトケは、『牛乳を注ぐ女』には「わずかながら『モナ・リザ』と同様の効果が見られる」としている。「現代の鑑賞者から見れば、(『牛乳を注ぐ女』に描かれている)この女性はちょっとした謎である。彼女は日課とも言える仕事をわずかに微笑みながらこなしている。我々がこの作品に抱く思いは「この女性はいったい何を考えているんだ」である」[5] IT構成と解釈より

 10月から始まったフェルメール展へ「上野の森美術館」へ行って来ました。8点の

展示ですが「牛乳を注ぐ女」が好きでゆっくり見てきましたが本物の迫力を堪能してきました。本物の絵画は撮影禁止なので写真は模写です。